創業大正一二年 小沢食品

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商品開発担当

「お豆腐」という食べ物の奥の深さ
考えだしたら本当にもう大変です

商品開発担当 Oさん

シンプルだからこそ奥が深いお豆腐の世界

─ お豆腐というのは良い意味でシンプルな食材だと思います。どのようにして商品の開発に携わっているのでしょうか。

実際現場で豆腐製造に携わりながら、日々新しい商品を開発しています。 素材である大豆や実際のお豆腐作りを知らなければ、良いアイデアは浮かんでこないと思います。
自分の手で作りながら、試行錯誤を重ねていく毎日の積み重ねから、ある時、パッと思いつくこともあります。

─ なるほど。でも、ネタ切れにならないですか。

なにも奇抜なことをやる必要はないと思っています。正直、この仕事を始める前は、お豆腐はお豆腐だろうというか(笑)……知りもしないうちに勝手に答えを出していた気がします。
でも、毎日作り続けていると感じるんです。「お豆腐」という食べ物の奥の深さというか……それは、豆腐を作る工程の繊細さはもちろんなんですが、食品素材としてのお豆腐の「味」という面においては、本当に考えだしたらもう大変です(笑)。

主役もはれる名脇役

─ そうした奥深さを感じているOさんにとって、お豆腐を作っている立場ではなく、お豆腐を食べる立場で見るとお豆腐とはどんなものに映るのでしょうか。

実際に私の中では、お豆腐は、お味噌汁、おなべ、マーボー豆腐と、どちらかといえば料理でいう脇役的存在だと思っています。でも、ただの脇役ではない。冷奴のように主役というか、単品でそのまま食べてもおいしく食べられて、しかも健康に良い食材なんですから、主役もはれる食材の名脇役だと思っています。

─ 確かにお豆腐って、様々な料理に使われながらも、料理そのものを乗っ取ってしまうようなことはしませんね。名脇役とは見事な例えです。最後に今後どんな商品を開発したいですか?

「自分が考えるお豆腐とは、原料である大豆のもつ風味・甘味を存分に生かし、常に主役を引き立てられる、名脇役としてのお豆腐です。
さらに、時には一人で舞台に立ち、隠された深みのある味を出せるお豆腐。
私は、お豆腐にそんな想いを抱きながら、お豆腐を作り、お届けできるこの仕事を誇りに感じています。
これからも、そんな名脇役をお客様の食卓にお届けできるような商品をどんどん開発していきたいと思います。

豆腐製造部門

毎日つくっていても驚くことばかりです

豆腐製造部門 Kさん

豆腐づくりは、驚きと感心させられることばかり

─ Kさんは、お豆腐づくりをはじめてどれくらい経つのでしょうか。

入社して、そろそろ6年経ちます。やっと経験を少しつめてきたのかなという感じです。

─ なるほど。6年ですか…。毎日どんな思いで豆腐づくりに取り組まれているんですか。

おいしい豆腐を作りたいという思いで日々豆腐作りに奮闘しています。

─ お豆腐づくりのおもしろさというか、醍醐味のようなものってなんなのでしょう。

そうですねぇ…いざ自分が豆腐作りの現場に入ってみると実に感心することや驚くことばかりでした。小沢食品に入社する前は、実のところ豆腐は大豆からできるくらいの知識しかありませんでした。でも、木綿豆腐と絹豆腐の作り方の違いが分かってくると実に感心させられますし、にがりの種類の多さにも驚きました。

豆乳は生きているから難しい…でも奥が深い

─ Kさんが豆腐を作るうえで一番難しいなぁと思うことは何ですか?

毎日豆腐を作っていて思うことは、「豆乳は生きている」ということです。
ご存知の通り、豆腐は豆乳に“にがり”を入れて作ります。その豆乳というのは、毎日変化していて昨日と今日の豆乳は一見同じに見えますが、実はまったく同じ状態ではありません。
その日の豆乳の状態を見きわめ、最適な作り方を選択するのが豆腐作りの中で一番難しいと感じます。見た目よりも奥の深い食べ物なのです。

─ 見た目がシンプルだからこそ、奥が深いのかもしれませんね。では、実際に作る立場のKさんにとって、小沢食品の商品の中で、好きな商品、おすすめの製品があれば、教えてください。

私のおすすめ商品は「健蔵地大豆木綿」「健蔵地大豆絹」です。茨城県産大豆にこだわって作っていますので、香りや味を楽しめる商品だと思います。ぜひ一度食べてみてください。

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